春日井の歴史
春日井市内には旧石器時代から近世まで200ヵ所以上の遺跡(いせき)が確認されています。
また春日井市には古くから豪族(ごうぞく)が住んでいました。
それは今から1500年ほど前の6世紀前半に建てられたとされる味美町にある二子山古墳(ふたごやまこふん)とそこから出土するハニワなどからも明らかです。
723年頃には高蔵寺ニュータウンにある円福寺(えんぷくじ)が建てられました。
また、平安時代になると小野道風(894年~967年)等、全国的にも有名な能書家(のうしょか)として活躍されるなど古くから活気のある地域でした。
933年になると今の高蔵寺駅の由来となる高蔵寺が建造(けんぞう)されるなどますます活気を帯びた地域となっていきます。
また、国指定の重要文化財としても知られる密蔵院多宝塔が1328年建立されています。
春日井市政70周年から見る春日井の歴史
この地域が春日井市として統合(とうごう)されたのは昭和に入ってからです。
昭和18年当時の勝川町と鷹来村(たかぎむら)篠木村(しのぎむら)鳥居村(とりいむら)の4つの町村が合併(がっぺい)して6月1日に春日井市として誕生(たんじょう)しました。
昭和33年に入って今の高蔵寺町と坂下町と合併しました。
昭和38年になると人口が10万人を突破して多くの人達が住む市へと成長しはじめます。
昭和43年には高蔵寺ニュータウンが完成し、第1次入居が開始されます。
昭和49年ベビーブームの都市に春日井市は人口が20万人を超えるようになりました。
昭和52年には第1回春日井まつりが催され今年(平成25年)の第37回春日井まつりに至るまで市民の愛する祭りへと成長しました。
平成元年には落合公園が「日本の都市公園100選」に選ばれました。春日井市のオアシスとして落合公園は広大な敷地面積に自然豊かな景観をもたらしてくれています。
平成10年には春日井市の中央に新市民病院が完成しました。
平成11年には文化フォーラム春日井がオープンしました。
平成17年にはとうとう人口が30万人を超え豊かに発展する都市へと成長しました。
そして、平成25年市政70週年を迎えます。
春日井で幼稚園、小学、中学、高校と過ごしている故郷を
春日井の歴史を読んで知りました。