勝獄山圓福寺
- 住所:春日井市白山町9丁目1-10
- 電話:0568-91-6500
- 宗派:天台宗
- 本尊:阿弥陀如来
- 創建(建てられた年):723年
円福寺へのアクセス
高蔵寺駅から名鉄バスに乗ってコロニー行き桃花台センター行きで円福寺前停留所で下車します。
近くには以前紹介したランチがお得でコーヒーが美味しい8カフェがあります。近くによった際は8カフェでティータームを楽しむのもおすすめコースです。
円福寺は西暦723年に草創(建設)された古寺だそうです。西暦723年ですか、またまた、古いお寺が高蔵寺ニュータウン内にあったものです。
えっと以前紹介した五社大明神社が520年前ですから、ん?五社大明神社が西暦1493年に建てられたのだから、それよりも更に760年も古いお寺ですか?
じゃあ、五社大明神社よりも更に古い高蔵寺と比べるとえっと高蔵寺は西暦930年に建てられたから1080年の歴史ということです。
ん?ということは、なんと、ナント円福寺は高蔵寺よりも更に古い歴史を持つお寺じゃないですか!?西暦723年で1290年の歴史をもつことになります。
JRの中央本線の駅名として高蔵寺が名付けられていますが、歴史的な古さから考えたら中央本線が少しでも北上していたら今の高蔵寺駅は円福寺駅と言われていてもおかしくなかったことですね。
円福寺がこんなに古い歴史を持つお寺だとは知らなかったですね。
お寺の歴史って本当に古くからあるものでわたしたちの住む高蔵寺ニュータウンもニュータウン(新しい街)という名前が付けられていますが、ここには古くから人が生活をしていて歴史を持っていることに改めて驚かされます。
除夜の鐘がつける人気の円福寺
円福寺は大晦日から元旦にかけて除夜の鐘がつけるお寺としても有名です。
この除夜の鐘が高蔵寺ニュータウンに鳴り響くと1年がくれるのだなとシミジミとした情緒になります。
この除夜の鐘をつくパフォーマンスは、地元の人に愛されていて、大晦日には除夜の鐘をつこうと多くの人が参拝に訪れ、子どもたちも大喜びで釣り鐘をついています。
十一面観世音菩薩立像
十一面観世音菩薩立像が見守る高蔵寺の風景
円福寺に伝わる昔話
円福寺にはむかしから言い伝えられている有名な昔話があります。
それは八百比丘尼(はっぴゃくびくに)と言われるお話です。最後は地元に伝わる古くからの昔話でしめたいと思います。
八百比丘尼のおはなし
おおむかし、この高蔵寺ニュータウンは海(うみ)でした。
ここでは漁師(りょうし)が魚(さかな)をとって生活(せいかつ)をしていました。
ある日のこと漁師が1匹のめずらしい魚をみつけました。
その魚は人魚(にんぎょ)でした。漁師がさわいでいると、お坊(ぼう)さんがきました。
お坊さんは言いました。「この魚はたいへんありがたい魚です。お祭りでおそなえしましょう。」
そこでお祭りの準備(じゅんび)をしていると1人の女の子がその人魚の魚を食べてしまいました。
その女の子はおおきくなったらとても、キレイな女性(じょせい)になりました。
そしてそのまま800さいになってしまいました。
その女の人は髪(かみ)をそって山の中に入って死んでいったそうです。
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